ラテラルウィンドウテクニックは、上顎洞側壁よりアプローチする方法です。開窓したところから上顎洞内に自家骨や骨移植材を填入するために、シュナイダー膜を拳上します。
SLA Kit は、従来の開窓法より、より簡易に、かつ安全・迅速に、ラテラルから開窓できるようにデザインされた、新しい手術器具です。
SLA Kit にはいくつかのユニークな特徴があります。大きなフラップ、開窓、ストレートハンドピースやラウンドバー使用の難しさ、動脈からの出血、膜の裂開、腫脹および疼痛といった従来のラテラルアプローチでのさまざまな問題を、このSLA Kit では解決できると期待されます。LS-reamer とC-reamer は、このシステムで重要なテーパー形状のリーマーであり、ドリリングによって起こる膜の裂開を避けることができます。
この器具の使用方法は、他のテクニックと比較して、より簡易でかつ安心して使用することができます。クレスタルアプローチでは膜を裂開させてしまう可能性のある残存骨高径の薄い症例では、このキットを使用することで全てのリスクが解決されます。加えて、SLA kit は最小限のフラップで済みます。
SLA テクニックで、これまでのサイナス-ラテラルアプローチの7つの負担を解決します。
1. 広範囲にわたるフラップをすることの負担
▶ SLA Kit では、フラップも少なくて済みます。
2. 大きなウィンドウになってしまうことへの恐れ
▶大きなウィンドウを作らずに、安全なアプローチが可能です。
3. ストレートハンドピースとラウンドバーを使用することの負担
▶ストレートハンドピースまたはラウンドバーを使用する必要はなく、また開窓時の膜へのダメージを最小限に抑えられます。
4. 開窓時の動脈からの出血の不安
▶動脈の有無に関わらず、状態を確認しながら手術を行うことができるので、安全です。
5. 開窓時の膜を裂開してしまうことへの恐れ
▶リーマーの特殊なブレード構造により、膜へのダメージのリスクを最小限にします。
6. 広範囲にわたる手術による腫脹や疼痛
▶手術時間や範囲を最小限に出来ますので、腫脹や疼痛はかなり減少します。
7. 膜を拳上することへの不安
▶独自に開発した3種類のエレベーター器具により、安全にかつ効果的に膜を拳上することができます。
SLA Kit はこれらの負担・不安などを解消するために開発された製品です。